”CULTURE”
日付変わって2020年9月9日、水曜日。
私が敬愛してやまないアーティストの1st メジャーフルアルバムがリリースされました。
climbgrow、めでたい!
もう、本当に好き。ずっと聴いてます。
たぶん聴かない日ないんじゃないか、ってくらいのレベル。
climbgrowの紹介は省略、聴け。というメンタルです。
記憶をさかのぼれば、climbgrowのことを知ったのはそんなに前ではなくて
ちょうど1年前。
見知らぬ人のリツイートやいいねが回ってくるあの機能が、唯一役に立った瞬間。
普通にライブができていた当時(当たり前だけど)、タイムラインにふと流れてきた、スマートフォンで撮影されたお世辞にも映像も音質も上等とは言えないライブの動画で一目ぼれでした。
今でもあの血が沸いた感覚を憶えてるくらいに、強烈な一目ぼれ。
その翌日には今、手に入る限りの音源をすべて買いに走り、廃盤となった「EL-CAMINO」もなんとか知り合いから借りることに成功(借りパク中!)。
驚いたのが”個人的捨て曲”(これが流れてきたらスキップしちゃう的な曲)が一曲もないということ。
これはELLEGARDEN以来の出来事で、ここで私は確信。
この出会いは本物だわ、と。
そんなこんなで当然ライブが見たいとなるわけですが、最高なタイミングで「THIS IS」ツアー金沢編が決まり、10月23日に初ライブ。うれしすぎて日付も憶えてる…。
たしかclimbgrowが決まったって聞いたとき発狂したな…。
そのあと純粋に観客としてみたい気持ちが抑えられず、名古屋編に参加。
(正直金沢のほうが盛り上がってた、と個人的には感じたので心の中ではガッツポーズでした。笑)
私がclimbgrowを大大大応援していることはもう書こうと思えばどれだけでも書けるんだけど、そんなことより今日手元にきた「CULTURE」のことが書きたい!
もう4回くらいはアルバム通して聴いたのですが
私が抱いた感想は
あぁ、挑戦者としてしっかり前見据えて踏ん張って進んでいく覚悟を表した一枚なんだな。
ということ。※超個人的見解
メジャーデビューというのはよくも悪くも、アーティストの活動において、とても大きな壁になり得ます。
インディーズで培ってきたものがすべて引き継がれたまま大きくなれるか、というと絶対ではない。
メジャーデビューと聞いて離れていくリスナーもいれば、その話題性に引き寄せられる新しいファン層が出てきたりする。
インディーズでは自由にできていたことが、メジャーになると雁字搦めで表現の自由さを失うこともある。
たぶん、もっともっとたくさんの向かい風に晒されながら、アーティストとその周りのスタッフは頑張っているんだと思います。
だからこそ、”この一枚”は自信を持って出せるものじゃなければいけない。
そんな状況をしっかり自分の中に落とし込んで、
「それでも俺らは立ち向かっていくから見ててよ」
と言われたような気がしました。
ほんと強いなぁ、climbgrow。
今日ランニングしながら聴いていて感じたことが一つ。
私にとってバンドは、
迷ったとき、前に立って道を拓いてくれる
振り返ったとき、後ろに立って背中を押してくれる
立ち止まったとき、一緒に横に立ってまっすぐ前を向いてくれる
なんとなくわかれています。
ELLEGARDENは後ろから背中を押してくれる。
climbgrowは、横に立っていてくれる存在。
何かに不安になって立ち止まってしまったとき、climbgrowの曲を聴くと
俺らが横にいるから、一緒に進むから、”絶対に”大丈夫だから進め。
そんな風に絶対的な信頼感を持って、私の足を進めてくれるんですよね。
これだけのパワーを楽曲に詰め込むことができる、すごいことです。
絶対に目を離したくない。
一対一で彼らの100%を受け取りたい。
そう思わせてくれるclimbgrow、これからもっとすごい曲いっぱい作るんだろうな。
心強いことに期待しか、ありません。
またいつか、灼熱のライブハウスで見れることを願って。
”着地点はここ、ライブハウスにある。”