“そして生活は続く”
久々に何もない時間がやってきた。幸せだ。
何をしよう。もう頭の中では決まっていたので車を動かす。
その場で好きな本を買ってコーヒーを飲みながら読むことができる某カフェへ。
最近のお気に入りの本は星野源のエッセイ集だ。今回が2冊目。
いつだったか忘れたけれど、ひとつ前のオフの日もこうやって過ごしていた気がする。
幸せだなぁ。
職場の色とは少しイメージが違うかもしれないが「今日の自分は誰の曲を聴きたい気分なのかわからない」と感じるときに必ず選ぶ曲は
星野源の”湯気”だったりする。
毎週欠かさず聴いているラジオも
”星野源のオールナイトニッポン”だったりする。
自分でも気づかないうちにすっかり星野源にハマっていたことに驚く。
源さん、いつも楽しい放送をありがとう。ラジオ大好きです。
一人の時しか聞けないけどね。
星野源の何が好きでこんなに、という疑問はエッセイ集「よみがえる変態」の1ページ目を読んですぐに気づくことになる。
ユーモアあふれる文章力、そして庶民力(いい意味の)。
あとは、人を不快にさせない表現力。
※あくまで私調べ(2020年現在)です。
いいなぁ、うらやましいなぁ、と思ってついつい聴いてしまうし読んでしまう。
今日も「そして生活は続く」を読んでいて、なんだか文章を書きたい気持ちになってしまった。
家に帰ってまずPCを広げるスペースの確保のために机に置き去りにされた服やら薬やら書類やらを一気にザザァーっと除ける。
そしたら、年金手帳が出てきてびっくりした。
ブログを書くためのPC…ああ、今月引っ越すために新居に持って行ったんだった…。
仕方なく、中学時代からお世話になっているPCを引っ張り出すことにした。
こんな普通の生活も、星野源の手にかかれば読者をクスっと笑わせられるような表現で
面白い出来事になるのだから、すごい。
ひたすらにうらやましい。
最近の自分はというと、楽しくないことをただ『楽しくない』こととして受け入れて
なんて自分は不幸なんだ、かわいそうだ、とか思っていたりする。
エンターテインメントを提供する側の立場として、最悪じゃないか。
感情は自分の捉え方次第でどうにでもなったりする。
それは本当に楽しくないことなのか、楽しくする方法はないのか、その方法を自分は考えているか。
その答えを教えてくれるのは、やっぱり最高のエンターテイナーたちだ。
心から尊敬する。
こんなときだからこそ、楽しいと思えるをやろう。
それはみんなの娯楽であり、私の仕事。
大事なことなのに一番忘れがち。
思い出させてくれてありがとう、源さん!
さて、続きを読もうかな。次はどんな下ネタが飛び出てくるのだろうか。
たのしみだなぁ。